階段がスゴイ!松本城天守閣レビュー




階段がスゴイ!松本城天守閣レビュー

 

 

では、いよいよ松本城天守閣に登ってみようと思います♪

 

 

天守閣に入る事ができる時間帯は、午前8時30分〜17時00(入城は16時30分まで)なので、朝早い方がオススメです。

 

 

 

 

 

 


料金所で入城料を払うと、松本城天守閣の冊子のほか、松本市立博物館の入場チケットも渡されます。

 

 

以前は、博物館に入りたくない人は、松本城の入城チケットのみ販売されていたみたいですが、私が行った時は、このセット券のみの販売でした。

 

 

ちなみにお値段は大人¥610

 

 

またこの入場チケットの割引方法がいくつかあるので、松本城に行く前にチェックしておくと良いです。

 

 

>>松本城の入場料と3つの割引方法

 

 

 

 

 

 

事前に知っておきたい情報

 


入口に天守閣内での禁止事項と注意事項の看板があるので、これも合わせてチェックしておくことが必要ですね。

 

 

特に天守閣内には、トイレが無いので、事前に済ませておきましょう。

 

 

 

 

 

 


あと知っておきたい注意事項です。

 

 

天守閣内の階段はキホン、左側通行です。あと一部ですが、昇り降りの交互通行の階段もあります。

 

 

そして角度が急だったり、頭上に注意しながら登っていかなければなりません。

 

 

 

 

 

 


これも事前に知っておきたい情報で、松本城内は土足禁止です。

 

 

愛知県犬山市の犬山城も国宝指定の天守閣で、土足禁止なので、この辺は共通してますね。

 

 

入口にビニール袋があって、その中に靴を入れて、出口まで持ち歩きます。

 

 

 

 

 

 

そしていよいよ天守閣内へ!

 


天守閣内は全体的に薄暗く、照明も必要最小限といったカンジです。

 

 

でもまだ電気がある現代は明るい方なのかも。

 

 

天守閣築城当時の戦国時代や江戸時代には電気がなかったワケですから、もっと薄暗かったのでしょうか。

 

 

 

 

 

 


これが階段(笑)。

 

 

階段というよりハシゴに近い角度です。

 

 

天守閣内全てのハシゴがここまでの傾斜ではありませんが、ほとんどこのセンスに近いハシゴなので、手すりを持って昇降しなければならず、できるだけ手荷物は少なくしておきたいですね。

 

 

 

 

 

 


天守閣内の展示物は、比較的少なめなのですが、そんな中でも目を引くのが火縄銃です。

 

 

松本市には古式火縄銃の保存会があり、毎年秋のお祭りの時に火縄銃演武が行われています。

 

 

日本には火縄銃の保存会がたくさんあって、流派も違えば撃ち方も違います。

 

 

 

 

 

 

 

さらにこれは武者走りという遺構。

 

 

長細い廊下みたいなところの壁に火縄銃用の鉄砲狭間があるのわかります?

 

 

またよじ登ってくる敵に石を落とす石落としもありました。

 

 

 

 

 

 


そして天守最上階。

 

 

展示物も少ないのですが、国宝指定書などがあります。

 

 

この最上階で真ん中に移動し、真上を見てみると…

 

 

 

 

 

 


松本城天守のご神体である二十六夜神(にじゅうろくやしん)が祀られています。

 

 

大坂夏の陣後の元和四年(1618)正月26日の夜、川井清良という侍が天守閣で宿直(とのい)という宿直をしていると、美しい女性が現れました。

 

 

女性は、

 

 

『二十六夜の日に米3国3斗3升3合を炊いて供えよ』

 

 

と言って錦の袋を清良に授けて消えました。

 

 

その後、この錦の袋をご神体として祀り、米もいわれた通り供えたので、享保の本丸御殿火災をはじめ、何度も危機に見舞われた天守閣ですが、現在に残る事ができています。

 

 

地元では、現代に天守が残っているのも二十六夜神のご加護と伝わっているのです。

 

 

 

 

 

 


天守閣最上階の窓には金網が張られていますが、うまくいけば写真を撮る事もできます。

 

 

東西南北4つの方向で違う景色を楽しめ、この写真は朱橋方面ですね。

 

 

ということで、天守閣のレビューでした。


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